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同窓会沿革
同窓会のあゆみ

前同窓会長 小川 力洋

 向丘高校二十年記念誌の牧野茂(昭和二十九年)氏によると、新旧制度の数多の前身校をも含めて同窓会を一本化し、初代斡事長として



  1.  小林秀之(昭和二十七年)氏が昭和二十八年十一月に起会した。
     第一回総会を昭和二十九年四月二十九曰に開催すると定時日、会則等を定めた。
     会員相互の親睦と母校との連携を密にし、協力をモットーに運営することとなった。

  2.  昭和三十二年に平野秀夫(昭和二十九年)氏が幹事長となり、体育館講堂の建設に向けて都議の四宮久吉、赤沢光吉先生方に積極的に働きかける運動を起こした。この頃の卒業式は東洋大学講堂で行なった。
     定時総会の場所は母校中央部に昭和二十八年二月に完成した平屋の打ち抜き教室で行っていたが、昭和三十三年からは台東区の山口ホール、昭和三十四年四月には新宿東京会館にて行ったそうです。
     同年十月に念願の体育館が落成し、以後はこの体育館にて開催されることとなった。その年により集客はさまざまだったそうですが、総会後では、当時はやりのダンスパーティーが盛会だった様です。

  3.  昭和三十五年から磯武福(昭和三十年)氏が幹事長となり演劇部OB会によるアトラクションを入れて盛り上げていた。 昭和三十八年からは会員増となり宛名書を、外部に依頼することとした。

  4.  昭和三十九年から鈴木重雄(昭和二十九年)氏が幹事長となり、同窓会館建設の計画が話題となり、会費を五百円から千円にと規約改正し、資金の補助に充当しようと活動した。
     これは昭和四十二年四月からとなった。(入会金は総額三十六万円だったそうです)
     これまでは幹事長という名称だったが、今後名称を会長とした。

  5.  牧野茂(昭和二十九年)氏が会長として、昭和四十二年~昭和五十二年迄勤めた。
     昭和五十二年十月六日創立三十周年と新三号館(現B棟)落成記念に携わった。
    昭和四十四年十二月十五日~昭和四十五年六月二十九日(藤黒正明校長時)安保廃止運動として全共闘・べ平連が学内バリケード封鎖やテスト拒否の問題を起こしていた。

  6.  星直正(昭和二十九年)氏が会長として、昭和五十三年~昭和六十二年まで。
     反町文雄(旧姓佐藤)(昭和四十五年)清水克多郎(昭和四十八年)の両氏を副会長として、年度毎の幹事多数を組織して同窓会の総会・懇親会を継続しておりました。
     私(小川)が引き継ぐ辺りの記憶では、清水克多郎氏と千田(樋口)二仁江さんがリーダーとなり、会の運営を行っていましたことを鮮明に覚えております。所がそれぞれに中断しておりましたが、この節になり、連絡がとれましたので、報告文を後に掲出させて頂きます。

 尚、一連の活動の中で荒川雅司(昭和三十年)氏〔平成十五年十二月十九日逝去〕は会計担当責任者として、永い間お勤め頂きましたことも特筆いたします。

五十周年の時
「同窓会この十年の足跡」
 昭和六十二年の総会後に役員会で会長に指名されました。同僚の応援で組織作りを開始。同窓会活動とは何を成すべきか検討しました。
①総会の周知と勧誘 ②会員同士の交流 ③母校の現状広報 ④会費の効果的活用 ⑤卒業生名簿の確立 以上の事柄を重点目標とし、まず会報作りを進めました。そして会員への送付を考えた時、宛先が問題となり、何としても総合名簿作りへと余儀なくされました。八方検討の上、ノンリスクと諸好条件と見て、業者選定を行い待望の第一弾が四十周年記念として平成二年に発刊されました。また、本年五十周年を機し、三月第二弾を発刊することができました。
 今年三月二五八名の新卒者を迎え一五、五二二名が卒業者総数となりました。毎年一回の発行で第九号誌を一万部印刷し、全国の住所判明会員宛約九千通発送と現役等に配布し、唯一のコミュニケーションの場として、貢献できているものと信じております。今後は総会、懇談会と、母校の向陵祭=学校訪問(九月下旬日曜日)を定着いたします。人格形成期にお世話になった母校に感謝いたしております。


六十周年の時
「同窓会の絆・会報がたより」

母校の創立四十周年、五十周年、そして六十周年記念を迎えることに携わることができ、誠にめでたく歓喜に堪えません。卒業生総数一七、五八四名を全国に送りだしております。その中で住所判明者一万余名に会報を送付しております。年に一度のみのお届けですが、母校・我が会の活動記録等を発表・報告し、総会には参加できない会員さん方との「同窓の絆」を保とうと推進・継続してきております。
 これらの費用は、決算書内訳にも提示しておりますが、突出したものとなっております。その財源はすべて新卒業生からの入会金によって賄われているのが現状です。幸いにも現段階では、学校・生徒・保護者の皆様のご理解をいただきまして遂行することが可能となっております。各位に感謝申しあげる次第です。
 この何年かにわたって、新卒業生(入会歓迎会)・卒業二年目生・三年目生(新成人を祝う会)と銘打って、総会(例年四月第三日曜日)に引き続いて懇親会を開いております。各年ごとに級単位の担当幹事さんを選出していただいており、その方々のクラスメイトに葉書等でお呼び掛けを願っております。現在のところ全員が参加されるまでには至りませんので、対象者は無料で行っております。気易い同窓会と、認識いただきまして、今後一生涯への”母校愛”を培って欲しいものと期待申し上げ、末永く繁栄あれと信じ、各位のご健勝を祈念いたします。